超スマート社会の実現に向けた「産学協創」

ITの発展やグローバル化の進展、人々の価値観の変化などを背景に、知識や価値の創造プロセスが大きく変化し、経済や社会のあり方、産業構造が急速に変化する大変革時代が到来しています。日本政府は、こうした経済や社会の変革に対応した「超スマート社会」(※1)を未来の姿として共有し、世界に先駆けて社会課題の解決を実現していく「Society5.0」(※2)の方針を掲げ、産学官一体となり取り組み始めています。

これを受けて日立は2016年6月に、東京大学、京都大学、北海道大学と共同ラボを設置。それぞれの大学の特色を生かした、より社会に近い視点での共同研究を推進することで、超スマート社会の実現に向けて取り組んでいきます。

※1 必要なモノ・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会のさまざまなニーズにきめ細やかに対応でき、多くの人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といったさまざまな違いを乗り越え、生き生きと快適に暮らすことのできる社会
※2 サイバー空間とフィジカル空間(現実社会)が高度に融合した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた一連の取り組みのこと。狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続くような新しい社会を生み出す変革を科学技術イノベーションが先導していくという意味を持つ

日立東大ラボ
Society5.0を具体化するビジョンを創出

東大内に設置された「日立東大ラボ」では、日本政府が提唱するSociety5.0を具体化するビジョンを創生・発信し、その実現に向けた課題解決に取り組むという新しい形の研究開発を推進します。また、先行着手した研究開発テーマ「人や機械を超える生命知能を活用した健康・安心・安全社会の実現」も含め、共同研究の内容や成果は、オープンフォーラムなどを活用することで社会へ積極的に情報発信していきます。

日立京大ラボ
生物の進化を応用した次世代AIを共同研究

京大内に開設された「日立京大ラボ」では、「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探究」をテーマに共同研究を推進します。人間の行動原理や文化、生物の進化など深い視点から未来の社会課題を洞察し、課題解決と経済発展の両立を実現する新たなイノベーション創出に挑戦していきます。また、人や生物の進化に学ぶ次世代の人工知能(AI)の共同開発、最先端クラスの電子顕微鏡を使った新しいサイエンスの発見にも取り組みます。

日立北大ラボ
少子高齢化や人口減少などの課題を共同研究

北大内に開設された「日立北大ラボ」では、北海道が直面している少子高齢化や人口減少、地域経済の低迷、地球温暖化などの社会課題の解決に向けた共同研究を推進します。具体的には、北大電子科学研究所との連携により、社会課題を数学モデルに置き換えて最適解を導き出すことのできる新概念コンピューティング技術の開発を推進。また、温暖化によって変動する環境が北海道や北極圏の経済に及ぼす影響を多角的に分析することにより、地域の経済発展を実現する方策を共同で研究していきます。

東大、京大、北大と開設した共同ラボには、合計約30人の日立の研究者が常駐。課題認識や研究成果などを積極的に情報発信することでSociety5.0の推進に貢献していきます。


お問い合わせ先
(株)日立製作所 研究開発グループ
https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hqrd/rd/jp/form.jsp

■ 情報提供サイト
 http://www.hitachi.co.jp/rd/


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