電力小売事業では顧客情報管理システム(CIS ※1)が必要とされていますが、株式会社 日立システムズパワーサービス(以下、日立システムズパワーサービス)の「ePowerCloud/電力小売クラウド」は、必要機能をクラウドサービスとして提供し、短期間での導入を実現。電力小売事業への参入を強力に支援します。

※1 Customer Information System

エネルギービジネスを支援する「ePower Cloud」

日立システムズパワーサービスは、日立グループの一員として、東京電力グループのITシステム開発・保守・運用を手がけるとともに、エネルギー業界向けの各種ITサービスを展開している企業です。長年にわたる東京電力グループへのシステム提供で培った技術とノウハウをベースに「ePower Cloud」を提供しています。

ePower Cloudは、電力小売や火力業務、経理・人事労務業務を支援する「アプリケーションサービス」と、お客さまの主業務における運用やIT環境に対して電力業界で培った技術・サービス・ノウハウをベストミックスで提供する「ITトータルコンシェルジュサービス」、情報漏えいを防止する仮想デスクトップ環境などを提供する「インフラサービス」で構成、これらすべてを日立グループが保有する高信頼・高セキュリティなクラウド基盤上に構築しています(図1)。

画像: 図1 「ePower Cloud」サービスイメージ

図1 「ePower Cloud」サービスイメージ

グローバルで実績のある電力小売システムをクラウドで提供

今回ご紹介する「ePower Cloud/電力小売クラウド」は、電力小売事業に必要なCISの仕組みを標準で備えたクラウドサービスで、制度変更や営業戦略に合わせた事業規模の拡大、料金モデルの変更にもスピーディーかつ柔軟に対応できます。

ePower Cloud/電力小売クラウドは、電力自由化が先行する欧州を中心にグローバルで豊富な導入実績があるベルギーのフェランティ・コンピュータ・システムズ社のパッケージ製品「MECOMSTM」を採用。また、マイクロソフト社のエンタープライズ向けERP製品「Microsoft DynamicsⓇ AX」を基盤としているため、マイクロソフト社の各種製品とシームレスな連携ができます。なお、日立システムズパワーサービスでは、この製品の日本語化を行うとともに、この製品をベースに日本の電力自由化に対応した各種機能や電力広域的運営推進機関、送配電事業者との連携APIを実装して提供します(図2)。

画像: 図2 「ePower Cloud/電力小売クラウド」の概要

図2 「ePower Cloud/電力小売クラウド」の概要

ePower Cloud/電力小売クラウドの特長

■電力小売事業に対応した豊富な機能
顧客管理、契約管理、料金計算、請求管理のほか、お客さまの契約変更処理を行う顧客スイッチングなど、テンプレート化された豊富な機能を有します。

検針データの取り込みや使用電力量の計算を支援するメーターデータ管理では、送配電事業者のデータフォーマットに対応しており、需要家の30分値実績データから需要家の電力使用量をきめ細かく把握することが可能です。

また、標準機能のカスタマーポータルでは、30分値実績データをベースに、電力使用量の可視化サービスなどをWeb経由で提供することができます。

CISの各種画面はマイクロソフト社のオフィス製品と、ほぼ同じユーザーインタフェースで操作でき、任意の条件指定によるお客さま情報の抽出やMicrosoftⓇExcelⓇへの出力も可能です。さまざまなデータを利用した資料の作成や従業員への研修にも活用できます。

■柔軟性の高い料金メニュー設定
従量・時間帯別といった料金メニューをあらかじめ実装しており、新しい料金メニューを設定する際にも、特別なプログラム改修は必要なく、請求項目を組み合わせ、容易に設定することが可能です。柔軟に料金メニューを変更することができるため、競合他社の料金プランに対抗した戦略的なプランの立ち上げをスピーディーに行うことができます。

■クラウドで事業の早期立ち上げが可能

カスタマイズが必要でない場合は、標準テンプレートを利用することで、3か月程度の短期間で導入が可能です。クラウドサービスのため、お客さまはIT資産を保有することなく、電力小売事業へ参入できます。

また、業務効率をさらに高める個別アドオン開発にも対応しています。金融機関と連携した収納管理、お客さま分析の高度化を実現するBI(※2)、複雑な需給計画業務の効率化と精度向上を支援する需給管理、JEPX(日本卸電力取引所)と連携した電力取引などの機能も提供可能です。

※2 Business Intelligence

低圧小売とあわせて高圧小売にも対応

ePower Cloud/電力小売クラウドでは、主に一般家庭や小売店などをお客さまとする低圧小売事業者だけでなく、先行して自由化された工場やビルなどをお客さまとする高圧小売事業者にも利用可能なサービスの提供を2016年10月に開始する予定です。

この機能を活用することで、すでに高圧小売に参入している事業者が低圧小売へ参入する場合、CISを一つのシステムで管理することが可能です。

これからも日立グループは、お客さまの効率的で創造性に富んだビジネス展開をサポートし、エネルギー新時代の新たな価値創出を支援していきます。


お問い合わせ先
(株)日立製作所 社会システム事業部
http://www.hitachi.co.jp/products/it/society/

■ 情報提供サイト
http://www.hitachi.co.jp/products/it/society/product_solution/energy/
http://www.hitachi-systems-ps.co.jp/service/cloud_index.html


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