画像: 高効率・適正コストでの医療情報共有に向け
電子カルテシステムを刷新し、新基盤にHA8000を採用

信楽園病院(HA8000導入事例)

電子カルテと周辺システムを刷新

1931年に新潟市西区西有明町に設立された信楽園病院は、主に成人病を対象とする急性期型病院として発展し、2006年に現在の新通地区へ移転。その後も全22診療科、325床を持つ西区の中核拠点病院として成長を続けています。なかでも1968年から開始された透析治療は国内有数の歴史と規模(透析ベッド数150床)を誇り、県内の透析センターとして最先端クラスの人工透析治療を提供しています。

信楽園病院は2006年に、中規模病院として県下初となる電子カルテ、画像配信システムを導入。患者情報の共有化と医療業務の正確化、省力化に力を注いできましたが、2015年7月に電子カルテシステムの全面刷新に踏み切りました。その背景を総務課長 古俣 徹氏は「これまで使っていた大手ベンダーの電子カルテシステムは、毎回多額の更新費用がかかることが大きな悩みでした。そこで複数社の電子カルテシステムの検討を始めたところ、要求機能が満たされ、ランニングコストも安い株式会社 ソフトウェア・サービス(以下、SSI)のシステムが目にとまったのです。また、当院では150床の透析外来を持っていますが、従来はこの透析システムと電子カルテシステムがうまく連携できず、二重入力の手間が発生していたのも課題でした。その点、SSIは透析システムも自社開発しており、かつ大規模病院への導入実績があり、電子カルテと透析システムの一体運用ができることが決め手となりました。そこで電子カルテ、医事会計、看護支援システムも含めた製品基盤をSSIに切り替えることにしたのです」と振り返ります。

画像: 電子カルテシステムの利用風景

電子カルテシステムの利用風景

高信頼・高可用なHA8000シリーズを選定

病院情報システムの専業ベンダーとして知られるSSIは、自社開発部門システムの拡張性や端末のライセンスフリー、長期間継続利用が可能な点など、コストパフォーマンスの高いパッケージ型電子カルテシステムで高い評価を獲得し、大手ベンダーと並びトップシェアグループを占めています。その電子カルテシステムは医師診療録だけでなく、看護・リハビリ・栄養指導記録など病院総合カルテによる院内情報の共有を実現し、SSI開発の部門システムとはインタフェースのない一体運用。入力では処方データのコピー&ペースト機能、ペンタブレットへの対応といった使いやすいユーザーインタフェースで定評があります。

そしてSSIが信楽園病院へ新システムを導入する際、新たなITプラットフォームとして選定したのが日立アドバンストサーバ HA8000シリーズでした。

「今回のシステム導入では仮想化によるサーバ集約と、止まらない運用を実現するためのHyper-V®クラスタ構成をとることが決まっていました。そのため信頼性と可用性が高いサーバをとSSIにお願いしたところ、日立のサーバを選んでくださったのです」と語るのは、情報管理係 主任の酒井 博史氏です。

古俣氏も「日立のサーバが日経コンピュータ誌の顧客満足度調査で1位を獲得していることを知っていました。国産サーバであること、7年間ものロングライフサポート体制があること、新潟市内にサーバプラットフォーム構築担当の日立システムズの保守拠点もあり、万一の際はいつでも駆けつけてくれることなども評価しました」と付け加えます。

電子カルテシステムは、24時間365日稼働の高信頼性が要求されるシステムです。そこでSSIと日立は、事前にHA8000/RS220でHyper-V®を用いたクラスタ構成の共同評価を実施。信楽園病院における電子カルテ稼働時の負荷テスト、障害発生時にダウンタイムなしで仮想マシンを別のノードへ移動させるライブマイグレーションの安定性確認、既存の障害監視ツールとの接続性など、細かな検証を繰り返し、万全を期した状態で2015年7月の本番稼働へとつなげました。

画像: 高信頼・高可用なHA8000シリーズを選定

仮想化集約で1/4の省スペースに

導入後、電子カルテシステムは安定稼働を続けています。現場からはユーザー目線に立った操作性、レスポンスの高さが評価されていますが、より満足度の高いポイントが「お客さまのニーズにきめ細かく対応した成長型のパッケージシステムであるという点です」と酒井氏は語ります。さらに「電子カルテシステムは使っているうちに、当初は気づかなかったさまざまな要望が出てきます。例えば当時は大手ベンダーの電子カルテにしかなかった機能について現場からの要望を伝えたところ、すぐに機能追加という形で対処してくださいました。そのほかにも細かな改善要望をきちんと受け止めてくださるSSIの姿勢には、非常に満足しています」と続けます。

古俣氏は新たなシステム基盤となったHA8000に対して「仮想化によるサーバ集約で、驚くほどの省スペース性が実現しました。これまで4ラック必要だったシステムが、たった一つのラックに収まったのです。消費電力も抑えられますし、静音性も高いので病院という環境には最適なサーバだと思います。システム的なトラブルもなく、安心して業務が行えるようになりました」と高く評価します。

医療機関の機能分化が進められるなか、信楽園病院は今後も重症度の高い患者さんを受け入れる高度急性期病院として、高レベルな医療サービスを提供していく予定です。その取り組みを、日立はSSIとの協創で、これからも力強く支援していきます。


画像: 仮想化集約で1/4の省スペースに

社会福祉法人 新潟市社会事業協会 信楽園病院
所在地 新潟県新潟市西区新通南3-3-11
開設 1931年6月
職員数 696名(2016年4月1日現在)
病床数 一般病棟 281床、地域包括ケア病棟 44床、人工透析 150床
診療科 内科、腎臓内科、呼吸器内科、感染症内科、消化器内科、循環器内科など全22診療科
事業内容 地域の医療機関と積極的な連携活動を行い、急性期医療を中心に、高度専門的な医療を行う地域の中核病院として、安全で信頼される医療と、あたたかく思いやりのある療養環境の充実をめざしている
http://www.shinrakuen.com/

株式会社 ソフトウェア・サービス
本店所在地 大阪府大阪市淀川区西宮原2-6-1
創業 1969年4月
資本金 847百万円
従業員数 1,138名(2016年4月30日現在)
事業内容 医療機関向けに「e-カルテ®」(電子カルテシステム)、「NEWTONS」(オーダエントリーシステム)を中心とした医療情報システムの開発・販売・ 導入・保守など
http://www.softs.co.jp/


お問い合わせ先
HCAセンター(Hitachi カスタマ・アンサ・センター)
フリーダイヤル 0120-2580-12
受付時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土日祝、年末年始を除く)

■ 情報提供サイト
http://www.hitachi.co.jp/ha8000/


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