画像: HA8000と「七福神」で漁協事業の効率化を実現

事務処理の統一と効率化に向け「七福神」を導入

日本海と瀬戸内海、二つの異なる海を持ち、古くから水産業の盛んな県として全国に知られる山口県。各地の浜から水揚げされる新鮮な魚介類を全国に届けながら、組合員の生活を守り続けているのが山口県漁業協同組合(以下、JF山口)です。

「約8,300名の組合員で構成されるJF山口は、2005年8月に県下の64漁協が合併してできた法人です。その後2006年9月に山口県漁連と山口県信漁連が合流しました。合併当初は各支店が個別システムを利用していたため、組合員管理や購買システムが統一できておらず、組合員の異動や支店間の取り引きは紙や表計算ソフトなどでの運用に頼るしかなく、業務報告書の作成にも多大な労力が必要でした。そこで事務処理の統一と効率化を早急に実現するため、パッケージシステムの導入を決断しました」と振り返るのは、当時山口県漁連のシステム開発を担っていた参事の原田 博之氏です。

自身も豊富な設計・プログラミングスキルを持つ原田氏は、統合システムとしてのメンテナンス性の高さと拡張性、初心者でも扱いやすい操作性などを総合的に判断し、候補となったパッケージシステムの中から、株式会社西日本情報システム(以下、西日本情報システム)が開発し、全国250もの拠点(漁協)で利用されている漁協業務総合支援システム「七福神」を採用しました。

「七福神は、漁協が展開する多様な業務機能を包括しており、サブシステムも豊富にそろっています。各支店ではなく下関本店での集中管理が可能なためメンテナンス性も高く、非常によくできたシステムだと思います。山口県下の漁協でも多くの導入実績があり、西日本情報システムのサポートも充実しているとの評価から導入を決めました」と原田氏は語ります。

JF山口 統合システムにおいて七福神が担う業務は多岐にわたります。財務会計、購買、組合員情報管理、受託販売、LPガス検針・保安管理、名寄せ・自己査定、倉庫管理のほか、「浜だより」というお中元・お歳暮業務への対応として、卸と小売りの両面を同一システムで動かしているのも特長です。また、全国漁協オンラインセンターの信用事業システムとも連携しながら、県下約90拠点、約500台のクライアントから入力される幅広い債権債務データの集中管理を実現。事業所別・部門別のマトリックス管理による生産性の向上とデータ資産の有効活用に大きな効果をもたらしています。

画像: 事務処理の統一と効率化に向け「七福神」を導入

高信頼システムを支えるサーバHA8000

七福神が担うJF山口 統合システムのITプラットフォームに採用されたのが、日立アドバンストサーバHA8000シリーズでした。「日立のサーバは西日本情報システムから提案されたものですが、私自身も以前に手がけた他のシステムで日立製品の品質を高く評価していました。漁協では競りなどの業務で深夜でもシステムを使うため、万一の際の迅速なサポートと、信頼性の高さが何よりも重要です。その点、HA8000は標準で無償保証サービスが受けられるなど豊富なサポートサービスが用意されていますし、サーバを設置している下関本店には日立のサポート拠点もある。日立のサーバなら安心して導入できると判断しました」と原田氏は評価します。

現在、HA8000はデータベースサーバや業務サーバ、ネットワークサーバなどで10台以上が稼働中ですが、「導入してから10年以上が経過しましたが、HA8000が故障した記憶はありません。データベース以外は負荷分散クラスタ構成となっているため可用性も高く、不安はまったくないですね」と原田氏は笑顔を見せます。2011年にはデータ量の増加と購買システムのユーザー数拡大にともない、データベースサーバのレスポンス性能が低下したことがありました。しかし、西日本情報システムと日立が連携したすばやい対応により、システムの多重処理部分を軽減するとともに、CPU性能を強化したHA8000へのリプレースを行ったことで問題を解決。会計部門のユーザーをとりまとめる経理課 主任の山口 哲昭氏は、「HA8000の強化と七福神のバージョンアップの相乗効果で、システム全体のレスポンスが非常に速くなりました。例えば会計システムでは、新しく登録した取引先を皆で使えるようになるまでのタイムラグがほとんどなくなり、ストレスなく業務が行えると、利用者からも好評です」と語ります。

画像: 山口県漁業協同組合に導入された日立アドバンストサーバHA8000

山口県漁業協同組合に導入された日立アドバンストサーバHA8000

さらなる事業改善を力強く支援

「七福神は、ユーザーインタフェースや業務に必要なデータの見せ方など、われわれ現場からの細かな要望を取り込んだエンハンスやカスタマイズを随時行っていただけるのがうれしいですね。業務負担の軽減と組合員へのサービス向上のためにも、西日本情報システムには、これからも継続的な機能強化をお願いしたいと思います」と、山口氏は西日本情報システムの手厚いサポート体制を高く評価します。

原田氏も「長年の間、JF山口の業務運営が滞りなく行えているのは、七福神とHA8000による高信頼なIT基盤が確立したおかげだと感謝しています。今後は、各地の競り市場向けに残してあるサーバを、すべてHA8000に集約するとともに、セキュリティ強化の一環として日立の指静脈認証システムの導入も検討していきたいと考えています」と、これからのシステム強化への展望を語ります。

組合員一人ひとりの事業と生活をサポートしながら、地方創生に欠かせない漁業振興と日本ならではの魚食文化の継承に取り組むJF山口。日立は西日本情報システムとのパートナーシップのもと、JF山口の事業改善とコスト削減を力強く支えていきます。


画像: さらなる事業改善を力強く支援

山口県漁業協同組合
http://www.jf-ymg.or.jp/
所在地 山口県下関市伊崎町1-4-24
設立 2005年8月1日
出資金 4,812百万円
組合員数 8,274名(2015年4月現在)
職員数 374名(2015年4月現在)
事業内容 指導事業、信用事業、共済事業、
購買事業、販売事業など


株式会社西日本情報システム
http://www.n-js.co.jp/
東京本社 東京都品川区南大井6-19-6 大森勧業ビル8F
西部本社 山口県山口市佐山産業団地南1200-13
設立 1990年12月
資本金 1億円
従業員数 92名(2015年4月現在)
事業内容 システムコンサルティング、システム開発、
ソフトパッケージ開発・販売など


お問い合わせ先
HCAセンタ
(フリーダイヤル)0120-2580-12
受付時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土・日・祝・弊社休日を除く)

■ 情報提供サイト
http://www.hitachi.co.jp/ha8000/
http://www.n-js.co.jp/product/shichifuku_fishery.html


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