企業ではペーパーレス化による業務プロセスの改善や、高度な情報利活用を図るための電子化による文書管理が本格化しています。また、契約や受発注、配送伝票、願書といった多様な帳票を活用している業務でも、より高速で精度の高い入力手段が求められています。そこで日立は、文字やイメージを正確に読み取るOCR(※1)スキャナのハイエンドモデル「HT-4165シリーズ」をリリース。国内最高速クラス(※2)の帳票読み取り速度と多彩な機能で、お客さまビジネスのさらなる付加価値向上に貢献します。

※1 Optical Character Reader
※2 2015年6月現在、国内卓上型帳票OCRの公開データに基づく当社調べ
 (A4横送り・手書き数字300字の帳票を読み取る場合に約210枚/分を実現)

高機能・高速ニーズに応える「HT-4165シリーズ」

業務データの電子化が急速に進んだ現在も、オフィスや業務の現場には紙ベースの帳票や伝票、文書、図面などが数多く存在しています。OCRスキャナは、それら紙に記載された文字やイメージを高精度に読み取る装置で、注文書や納品書、入学願書や診療報酬明細書といった帳票のスピーディーな電子化に幅広く利用されています。

今後は、マイナンバー制度に対応した個人確認用書類の電子化や、e-文書法改正(3万円以上の領収書や契約書などは電子化された後も原本保存する条項の撤廃)によるフルデジタル化の進展にも大きな貢献が期待されています。

こうしたOCRスキャナの活用領域拡大に向け、日立は高機能かつ省エネ性を向上した卓上型スキャナのハイエンドモデルとなる「HT-4165シリーズ」を開発しました。本モデルは、名刺より小さいタクシーチケットなどの帳票から、スプロケット穴付きの12インチ帳票(305mm)、さらにはA3ワイドサイズの帳票まで、サイズや厚さの異なるさまざまな種類の帳票を一括混在入力できるほか、国内最高速クラスの読み取り速度を実現。OCRパッケージ4(ソフトウェア)のエンハンスによる機能強化も合わせて、お客さまの業務効率向上とTCO(※3)削減をさらに加速させていきます(図1)。

※3 Total Cost of Ownership

画像: 図1 装置外観

図1 装置外観

「HT-4165シリーズ」の特長

国内最高速クラスの読み取り性能

A4横送りの場合、200dpiでも300dpiでも、片面・両面を問わず約210枚/分(420面/分)でカラーイメージを読み取る、卓上型で国内最高速クラスを実現。業務のスピード化と効率向上に貢献します。

超音波センサを5か所搭載

重複読み取りを防止するため、帳票間の空気層を検知して2枚送りをチェックする超音波センサを5個並べて配置(オプション。標準は1個)。これにより、サイズが小さい帳票が混在した場合でも2枚送りの検出精度向上やシートに貼り付けているシールの位置に関係なく有無チェックを可能としました(図2)。

画像: 図2 5か所の超音波センサによる検出機能

図2 5か所の超音波センサによる検出機能

排出後の帳票そろえ作業を軽減

従来の排紙ブレーキ機能に加え、排紙整列性をさらに向上するシートガイドとシートストッパを標準装備。帳票読み取り速度の高速化とともに、お客さまの帳票ハンドリングの時間短縮に貢献します(図3)。

画像: 図3 スタッカ排紙整列性の向上

図3 スタッカ排紙整列性の向上

給紙・分離性能を強化

HT-4165は、チェーンストアで使用される統一伝票などの薄紙・複写用紙(35kg紙~)を読み取ることが可能です。両面に薬品が塗布されているため、一般には紙送りの難しいノーカーボン紙(B紙)も読み取り、幅広い業務に対応します(※4)。

※4 帳票によっては給紙ローラ位置の移動が必要となる場合があります

ナンバリング面の選択が可能

標準の表面ナンバリングに加えて裏面用のナンバリング機構も搭載可能です(オプション)。ナンバリング印字位置にプレ印刷がある、記入場所に指定がある、表面にナンバリングしたくないなどの制約に対応し、お客さまのニーズに応じて印字面を選択できます(図4)。

画像: 図4 裏面ナンバリング例

図4 裏面ナンバリング例

地球環境へのさらなる配慮

光源をLEDとした高速密着カラーセンサを採用することで、消費電力の削減(従来機比 ※5 約39%減)と装置の軽量化(従来機比 ※6 約14%減)を実現。欧州RoHS指令(※7)に対応し、国際エネルギースタープログラムのスキャナ基準に適合しています。

※5 両面タイプHT-4165-48と同タイプ従来機HT-4139-48Uとの比較
※6 HT-4165シリーズと従来機HT-4139Uシリーズとの比較
※7 RoHS指令で規定される特定有害物質使用制限に対応

文字以外の読み取りも可能

各種バーコードのほか多様な公金伝票の領収印を日付まで読み取れるため(1枚あたり2個まで認識。360度どの方向でも可)、領収印の有無判定や日付による延滞管理が可能です(各種オプション)。

容易な操作で帳票登録や読み取り位置の修正が可能

VFG(読み取りパラメータ設定ツール)で作成されたテンプレートを使用することで、容易かつ効率的に読み取りパラメータを作成できます。また、登録した帳票や修正したパラメータで正しく読み取れるかを、帳票読み取りテスト機能を用いて即時に確認できます(オプション)。

お問い合わせ先

(株)日立製作所 ITプラットフォーム事業本部
(株)日立情報通信エンジニアリング
http://www.hitachi.co.jp/products/it/ocr/inquiry/

情報提供サイト

http://www.hitachi.co.jp/ocr/

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