CO 2 など温室効果ガスの排出削減が世界的な課題となっている今、国内外に拠点を持つ企業では、それぞれのエネルギー使用量を統合的に管理し、省エネや業務効率の向上などに取り組むことが迫られています。そこで日立は、国内外のスマートシティプロジェクトやビル、工場、店舗などの省エネ推進ソリューションで培った技術とノウハウをベースとした統合エネルギー・設備マネジメントサービス「EMilia(エミリア)」を開発。多拠点のエネルギー・設備の一元管理と改善施策の展開までをトータルにサポートします。

環境負荷の低減と持続可能な社会の実現をめざすため、世界中でエネルギー使用量を低減する取り組みが進められています。企業でも貴重なエネルギー資源を大切に使うため、EMS(※1)を活用した省エネ施策に注目が集まっています。しかし、従来提供されてきたEMSは、オフィスビル向け、工場向け、プラント向けなど、業種や対象設備を限定したものが多く、お客さまは用途に応じて異なるEMS製品を導入して運用しなければならない課題がありました。

そこで日立は、業種・規模・対象設備メーカーを問わず、同一プラットフォーム上での統合管理を可能とする統合エネルギー・設備マネジメントサービス「EMilia」を開発。1つのEMSで国内外の複数拠点を一元管理・見える化できるため、刻々と変わるエネルギー使用量を把握した、より効率的な管理・運用を実現できます。

※1 Energy Management System

多種・多拠点のエネルギーや設備を一元管理

EMiliaの大きな特長は、多拠点のエネルギーを統合的にマネジメントできること。工場やオフィスビル、店舗、病院、データセンターなど、業種や規模が異なればエネルギーの使用傾向もニーズも変わります。具体的に言えば、オフィスでは空調設備や照明のエネルギー使用量の割合が高く、工場では生産設備のエネルギー使用量が多くなります。EMiliaなら、こうした 用途の異なる多拠点を一元的に管理でき、省エネや業務効率向上、停電や災害時のBCP(※2)までの施策をトータルに支援することが可能となります(図1)。

管理の熟練度に差があることを想定しているEMiliaでは、複雑な操作を排除した直感的なデザインを採用。PCやタブレット端末で、情報をわかりやすく「見える化」します。

※2 Business Continuity Plan

画像: 図1 EMiliaによる多種多拠点管理

図1 EMiliaによる多種多拠点管理

外部の知見も利用して効果的な省エネを推進

EMiliaでは「サービスモール」というコンセプトのもと、日立製品だけでなく他社製の設備との接続が可能です。各種の空調設備、照明設備、生産設備、ユーティリティ設備との接続ができ、そこで使われるアプリケーションやデータについても、お客さま自身だけなく設備メーカー、分析・コンサルティング会社などにもアクセス権限を付与できます。これにより、オンラインでタイムリーなデータ提供が可能となり、専門家による設備運用・更新計画立案・省エネ診断サービスを、より効率的に実施することができます。

EMiliaのエネルギー管理の要は、「見る」「知る」「抑える」「続ける」という4段階の業務管理プロセスの連携です。どのエネルギーを、何のために、どれだけ使用しているのかを正しく把握する従来の「見える化」から、設備の制御予約やメンテナンス計画に至るまでを連携させることで、省エネを着実に実現していきます。

運用形態や管理規模に合わせて
選べるシステムモデル

EMiliaは「パブリッククラウドモデル」「ローカルサーバモデル」「ハイブリッドモデル」の3つのシステムモデルを用意。お客さまの運用形態や管理規模に応じたモデルを選定することが可能です。

■ パブリッククラウドモデル
日立のクラウドセンターでアプリケーションとデータを管理します。お客さまの拠点にサーバを設置しないため、リーズナブルなコストで導入可能。現地に管理者を配置できないケースに有効です。

■ ローカルサーバモデル(プライベートクラウドモデル)
お客さまが管理するローカルサーバでアプリケーションとデータを管理します。現地に管理者を配置できる拠点向きで、お客さま側の生産管理システム(MES ※3)とも連携できます。

※3 Manufacturing Execution System

■ ハイブリッドモデル
前記2つのモデルを併用し、それぞれの利点を生かします。既存のEMSを有効活用しながらクラウドサービスに移行することで、多拠点を一元管理したい場合などにお勧めです。

パートナービジネスにも貢献

EMiliaは、自社導入だけでなく、さまざまなお客さま企業にエネルギー関連サービスを提供されているパートナー企業の皆さまにもお勧めしたいソリューションです。お客さま企業に導入するEMSの構築・運用に関するコンサルティングから、日々のモニタリング分析による設備更新や省エネEPC(※4)、ESCO(※5)事業、さらにはその進化型であるESP(※6)事業に至るまで、日立がきめ細かなビジネスサポートを提供することで、より効率的なサービス事業の展開が可能です(図2)。

お客さまのエネルギー関連サービスの付加価値向上に、ぜひEMiliaをご活用ください。

※4 Engineering:設計/Procurement:調達/Construction:建設
※5 Energy Service Company
※6 Energy Service Provider

画像: 図2 パートナービジネスにも貢献するEMilia

図2 パートナービジネスにも貢献するEMilia

お問い合わせ先

(株)日立製作所 社会システム事業部
https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/smartcity/general/jp/form.jsp

情報提供サイト

http://www.hitachi.co.jp/emilia/

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